初めてでもできる!タイヤの空気圧点検(エアーチェック)のやり方を伝授!

初めてでもできる!タイヤの空気圧チェック

いがいと忘れがちなのがタイヤの空気圧点検(エアーチェック)だ。

何カ月も空気圧を点検・補充しないで放っておくと、重大な事故にもつながるので定期的に点検をすることが大切です。

この記事では、タイヤの空気圧点検の重要性と初心者でもできる空気圧点検のやり方をご紹介していきます。

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タイヤの空気圧点検の重要性

タイヤ内の空気が減ってしまうと燃費の悪化やタイヤの寿命を縮めたり、乗り心地が悪くなる、ハンドルがとられてふらつくといったことが起きます。

最悪の場合は走行中にタイヤがバースト(破裂)して重大な事故にもなりかねません。

なんと、一般道路ではバッテリーについで二番目に多いのがタイヤトラブル、高速道路ではタイヤトラブルが最も多いというデータがあります。

原因の多くはパンクで、知らぬ間に釘やネジといった金属が刺さったり、縁石にあたりタイヤやホイールが破損して空気が漏れてしまうことにあります。

すぐに空気が漏れてタイヤがつぶれてしまうこともあれば、徐々に抜けていくこともあり気づきにくいことも多いので、定期的に点検することでほぼ均等に空気圧が減る4本のタイヤの1本だけが減っているなど、パンクなどを早期発見することができます。

定期的に空気圧点検をする理由

定期的にタイヤの空気圧点検をするようにすることで、タイヤトラブルの早期発見にもつながり、事前に防ぐことができます。

マメに点検することに越したことはないですが、タイヤは放置してるだけでも自然空気漏れが発生するので、一カ月に一回は空気圧点検をおこなうとよいでしょう。

なぜ自然空気漏れするのか

車のタイヤはチューブレスとなっており、内部には空気が充填されていてタイヤを支えています。

しかし、タイヤに問題がなくとも時間をかけて少しずつ空気が自然と抜けていき、空気圧が下がってしまいます。

これはタイヤゴムをわずかながら空気が通過してしまうのが原因で、月におよそ5%減っていくといわれている。

有料にはなりますが、窒素ガスが充填されている場合は、抜けづらいため空気圧が落ちにくくなります。

スタンディングウェーブ現象を引き起こす可能性も

タイヤの空気圧が低すぎると、高速で回転するタイヤが波打つようにウェーブ状に変形してしまう現象を、スタンディングウェーブ現象といいます。

この状態で走行し続けるとタイヤが加熱され、最終的にバースト(破裂)してしまいます。

荷物の積みすぎや低空気圧で高速走行をすることで起こりやすい現象なので、高速道路に乗る前は必ず空気圧を点検するように心がけましょう。

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空気圧点検に必要なもの

通常タイヤの空気圧を点検する場合は、タイヤゲージという道具を使います。

簡易的なものであればカー用品店で必ずといっていいほど売られており、ホームセンターでも手に入れることができます。

エアコンプレッサーにつなげて空気を入れるチャックタイプの物は繋げずに単体で使用することもできるので、将来的に自宅にエアコンプレッサーを買おうと思っている方はコチラをおすすめ!

また、一部例外としてタイヤのバルブに空気圧センサー(TPMS)がある場合はモニターを見ただけですぐに把握でき、純正で付いていなくても社外品も売られており後付けができます。

普段からタイヤの空気圧点検を忘れやすい方や、面倒な方はこれがおすすめです!

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空気圧点検のやり方を簡単伝授!

簡易エアゲージを使って自宅でもタイヤの空気圧をチェックすることができます。

一般的にkgf/㎠はキロ、国際単位のkPaはキロパスカルと呼ばれ、エアゲージの空気圧の単位はkPa表記となっています。

空気圧点検をするときは、なるべく走行後でなく走行前などタイヤが冷えているとき(常温時)に行うのが基本なので、ぜひ自分でもやってみましょう。

10kPa(0.1kgf/㎠)程度なら許容範囲なので大丈夫ですが、もし空気が低すぎたらガソリンスタンドなどのお店で入れてもらってください。

簡易エアゲージでは空気を入れることはできませんが、多い分には抜くことが可能

それでは、空気圧点検の4ステップを見ていきましょう!

※厳密には違うが、例えば 2.4 kgf/㎠ と 240 kPa はイコールだと思っていてOK

STEP.1
適正な空気圧を確認する
・たいていは運転席を開けたところのボディに空気圧のシールが貼ってあります
・給油口を開けたところに表記されてる車種もある
・サイズにより適正空気圧が違うときはタイヤ側面でサイズを確認をする
STEP.2
バルブキャップを外す
・かたい場合もありますが左回しで開きます
STEP.3
エアゲージを差しこむ
・空気が漏れないように垂直にすばやく差し込む
STEP.4
バルブキャップを閉める
・垂直に取り付けて回す
・締めすぎると次回かたくて開けずらくなったり、キャップのねじ山がダメになってしまう

はい!たったこれだけです!

タイヤゲージの見方だけ覚えてしまえばなんということもありません。

ちなみにバルブキャップは泥や汚れが詰まらないようにするためですが、もしバルブのムシがだめにになっても空気が抜けるスピードを遅らせることができるので、失くしてしまったらできるだけ新しいものを買って付けましょう。

ゆうYuu
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ムシとはバネによって空気の通り道の弁を開閉するもので、名前の由来は虫に似ているからです。

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エアゲージがなくても空気圧点検ができる場所

点検するためのエアゲージを持ってない場合、何処で点検・補充すればいいのかというと・・・最初に思い付くのはガソリンスタンドだと思う。

セルフのスタンドでも外にスタッフがいる所であれば、お願いすれば点検してもらえる。もちろんエアゲージを借りて自分でやることもでき、カー用品店でもチェックしてもらえたり洗車場に完備されているところもあります。

洗車場によくあるタイプは予め入れたい空気圧を設定して、バルブに差し込むと自動で調整してくれて、「ピーッ、ピーッ、ピーーッ」などと音で知らせてくれます。

もし窒素ガスが充填されているタイヤは注意が必要で、バルブキャップにN2と表記があり点検自体は可能だが、補充する場合は窒素ガス(有料)を入れなければならない。

※たびたびN2と書かれてバルブを装着している車がありますが、覚えがなければそのまま空気を入れてしまってもいいかと思います

これから高速道路にのるから空気圧が気になる。でもガソリンは満タンだし、給油しないとお願いしにくいな~。

大丈夫!空気圧の点検だけでも無料でしてもらえますよ!

ゆうYuu
ゆうYuu
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スペアタイヤの空気圧点検もしよう

車検ではスペアタイヤ(応急用タイヤ)の空気圧を点検する検査項目がなく、ほとんどの人はスペアタイヤの空気圧を気にしないため、たまに自分からお願いして確認してもらうといいでしょう。

たいていは、トランクルーム内(ラゲッジスペース)や車体の下に固定されています。

万が一に備えて、シガーソケットから電源をとる電動エアーコンプレッサーかフットポンプ(足踏み式空気入れ)を積んでおくと、いざというときに役にたちます。

近年はパンク修理キットが普及しているので、スペアタイヤが積まれtていない車種もありますが、パンク修理剤には使用期限があるのでたまに確認しておくといいです。

まとめ

✅1ヶ月に1回はタイヤの空気圧点検をしよう
✅エアゲージがあれば自宅でも空気圧点検が可能
空気圧点検の流れを覚えよう
✅いざという時に備えて、たまにスペアタイヤの空気圧チェックも

少し面倒で忘れがちですが、車を運転するうえで重要な点検なので意識していこう!

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最後まで読んでいただきありがとうございます。この後も引き続き当ブログ『またたびCarfe』でゆっくりとお過ごしください。

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