いまやETCの普及率は9割を超えています。
おかげで昔より渋滞も緩和されて、目的地に早く到着できるようになりましたね。
いまでは当たり前に使われているETCですが、2016年から本格的に運用され始めたのがETC2.0です。
この記事ではETCとの違い、そしてETC2.0にはどんな機能があるのかご紹介していきます。
目次
ETCとは

高速道路など、有料道路の料金所を通過するときに、停止することなくスピーディーに通過するために自動で料金支払いをするシステムです。
これを使うためには車ごとにセットアップしたETC車載器をつけて、クレジットカード会社から発行されるETCカードが必要となります。
渋滞を緩和したり料金所のコストも削減できるため、さまざまな割引が適用されるのもうれしい。
主なETC割引サービスは以下の通りです。(2020年7月時点)
- 平日朝夕割引
- 休日割引
- 深夜割引
- 対象区間の割引
- ETC2.0割引
ETC2.0の機能
ETC2.0には運転を支援してくれる機能が追加されています。
いままでのETCでは自動で料金を支払うことのみしかできませんでした。
これがETC2.0になることにより、DSRCという通信技術で最新の高精度な経路情報の収集・蓄積が可能となったのです。
ETC2.0で得られる道路交通情報の範囲は従来の最大約200kmから、より広範囲の最大で約1,000kmにもなりました。
これを利用することで渋滞を回避するためのルート変更や、安全運転のために故障車や落下物などの情報を音声や画像で注意喚起をうながしてくれます。
つまり、渋滞回避支援と安全運転支援をしてもらえるのだ。
カーナビとの連動
ETC2.0対応のカーナビと連動することで、広範囲の収集した情報を活用し、目的地まで常に最適なルートで案内してもらえます。
画像と音声の注意喚起により、安全運転も支援してもらえます。
スマートフォンと連動
一部のETC2.0車載器ではBluetooth(ブルートゥース)を利用しETC2.0対応アプリをインストールしたスマートフォンと連動させることができます。
カーナビ同様に画像と音声で渋滞回避支援と安全運転支援もしてもらえます。
現在ではAndroid端末でのみ利用可能となっています。(2020年7月時点)
ETC2.0単体では使えないの?
発話型ETC2.0車載器を使えば対応カーナビがなくても利用することができます。
音声のみの情報で十分というかたにおすすめです。
物流の管理と効率化
物流をささえるトラックなどの位置情報や急ブレーキ、急加速などの運行管理が可能になります。
スポンサーリンクITSスポット

ETC2.0が経路情報を収集するためには、全国に設置されている通信アンテナで「ETC2.0サービス」(旧ITSスポットサービス)を利用します。
この通信アンテナの設置場所をITSスポットといい、ETC2.0車載器との間でDSRC通信という大容量の高速通信を可能にしました。
ITSスポットは全国の高速道路を中心に約1,700ヵ所に設置されています。(2020年7月時点)
全国のサービスエリア(SA)・パーキングエリア(PA)の駐車スペース、道の駅などでは約60ヵ所に設置されています。
スポンサーリンクETC2.0にしたほうがいいのか?
まだまだ進化中のETC2.0。
対応したカーナビやスマートフォン・タブレットがある人、長距離ドライブをする人は、買い替えを考えているのならETC2.0にしたほうがいいと思います。
近場しか走行せず、ただ単に自動支払い機能だけ使えればいいという人は必要性が低いといえます。
メリットとデメリットどちらが大きい?
数千円で購入することもできるETCと比べて、価格が高いのがデメリットです。
安い物でも1万円以上し、性能がよいものだと3万円以上するのだ。
ETC2.0割引もありますが、圏央道、新湘南バイパスの対象の区間のみとなっています。(2020年7月時点)
しかし広範囲の情報収集能力が可能なため長距離ドライブに強く、安全運転支援のおかげで初めて走る道路でも安心して走行することができます。
結果、メリットをうけられる状況にある人にはETC2.0がおすすめできる。
今後、期待できる実験・検討中のサービス
道の駅を利用したら、一時退出が追加料金なしになるという社会実験がされています。(2020年7月時点)
高速道路を退出して対象の道の駅に立ち寄った後、再度進入した場合でも、高速道路を降りないで利用したときと同じ料金になるというものです。
現在、全国23ヵ所の道の駅が実験の対象となっています。(2020年7月時点)
また検討中のサービスとしては、事故渋滞などが起こっている区間での一時退出です。
インターチェンジから出て一般道を使い回避し、渋滞の先のインターチェンジから進入しても高速道路を降りないで利用したときと同じ料金になるというものだ。
これらはITSスポットとETC2.0車載器による双方向通信が可能にしているのです。
スポンサーリンクまとめ
☑ETC2.0の新たな機能では渋滞回避・安全運転を支援してくれる
☑全国のITSスポットによりETC2.0サービス(旧ITSスポットサービス)をうけられる
☑ETC2.0に対応したカーナビのほかスマートフォンや単体での利用も可能
☑まだETC2.0にするメリットをうけられる人は少ないが、今後の新サービスが期待できる
まだまだ普及率が低いですが、これからのETC2.0サービスの進化に期待できそうですね。

最後まで読んでいただきありがとうございます。この後も引き続き当ブログ『またたびCarfe』でゆっくりとお過ごしください。