スパークプラグの役割と熱価とは【ディーゼル車には必要がない?!】

スパークプラグの役割と熱価とは

エンジンを動かすために重要な部品のひとつがスパークプラグ。

近年はトラックだけでなく乗用車にもディーゼルエンジンが搭載されるようになりましたが、実はディーゼル車にはスパークプラグがついていないのです。

ガソリン車のエンジンにのみ使われているのは、いったいなぜなのでしょうか?

それではスパークプラグの役割から種類やトラブル、そしてディーゼル車に必要がない理由をみていきましょう。

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もそもスパークプラグってなに?

4本のスパークプラグ

スパークプラグはガソリンエンジンのシリンダーといわれる燃焼室内で火花を発生させ、混合気に点火させる役割をはたします。

※混合気(混合ガス)とは空気と霧状にしたガソリンを混ぜた気体こと

これによりシリンダー内で爆発を繰り返すことでエンジンが動きます。

スパークプラグは消耗品なため劣化すると燃費や加速性能の悪化、エンジン始動が悪くなるなどの不具合が生じることもあります。

また種類により寿命や点火性能も違い、用途やチューニングよっては熱価を変えることもあるのだ。

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パークプラグの交換目安

スパークプラグの接地電極と中心電極

主な種類と特徴

一般的に乗用車で使われているスパークプラグには数種類あり、使われている素材などによって性能や寿命が変わってきます。

一般プラグ・白金プラグ・イリジウムプラグなどが主に車で使われています、

一般プラグ

中心電極にニッケル合金が使われており、他のプラグより点火性能や耐久性に劣りますが安価に手に入れることができます。

近年ではイリジウムプラグが標準になってきているため、需要も減ってきています。

白金プラグ

電極に白銀(プラチナ)が使われており、一般プラグより点火性能と耐久性能が高い。

中心電極のみに白金が使われているものと、中心電極と接地電極の両方に白金が使われているものがあります。

接地電極にも白金をつかうことで耐久性を高めているのです。

イリジウムプラグ

イリジウム合金を使うことで中心電極を細くすることができ、点火性能に大変優れています。

中心電極にのみイリジウム合金が使われているものは一般プラグと耐久性はあまり変わりませんが、接地電極に白金チップを使うことで耐久性を高めることができます。

交換は走行距離を目安に

劣化で交換が必要になる理由は点火の繰り返しで電極部が消耗することにあるため、年月より走行距離を目安に交換するのがいいでしょう。

運転状況によって変わりますが、普通車の一般的なプラグ交換の目安は約2~3万kmです。

長寿命タイプの白金・イリジウムプラグは約10万kmで、車によってはもう少し短くなります。

軽自動車はエンジンを高回転で回すことが多いため、それぞれ普通車の半分ほどの走行距離が交換目安となっています。

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ラグ熱価が適切でないといけない理由とは

熱価は何をあらわしているの?

シリンダー内は高温になるため、電極部を放熱し冷やさなければスパークプラグが溶けたり不具合をおこしてしまいます。

熱価とは、このスパークプラグの放熱度合いを表している数字です。

数字が小さいほど低熱価で「焼け型」、大きいほど高熱価で「冷え型」と言われてます。

不適切な熱価で起こるトラブル

もしプラグ温度が高くなり過ぎると火花をださなくとも火種となり混合気に着火する、プレイグニッションという異常燃焼が発生してしまいます。

とにかく放熱性が高い冷え型プラグにすればいいのね!

筆者:ゆうYuu

そう思いがちですが、プラグを冷やしすぎても不具合が生じてしまうのです(汗)

エンジンや過給器の有無などで車ごとに適切な熱価があり、高すぎても低すぎてもダメなのです。

適切なものより冷え型のプラグを使用してしまうと、電極に付着したカーボンを燃焼できなくなり汚れがたまることで、正常な点火ができなくなってしまいます。

サーキット走行やドリフト走行ではエンジンの高回転域を多用するため、エンジンのチューニングにもあわせて、あえて熱価を高くしたりすることもあります。

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ィーゼルエンジンにはスパークプラグが必要ない?

ガソリン機関とディーゼル機関のエンジン内部比較

軽油(ディーゼル)を燃料として動くエンジンをディーゼルエンジンと呼び、スパークプラグを必要としません。

なぜならガソリエンジンが「火花点火方式」にたいして、ディーゼルエンジンは「圧縮自着火方式」だからです。

ガソリン機関の火花点火方式

空気と霧状にしたガソリンを混ぜた混合気を圧縮したのち、スパークプラグの火花で点火して燃焼させる方式のことです。

直噴エンジンではインジェクターが燃焼室にあります。

ディーゼルエンジンの乗用車もありますが、多くはガソリンエンジンのためこの火花点火式となってます。

圧縮比を上げるとパワー(出力)と燃費があがりますが、上げ過ぎると圧縮熱によりノッキングという異常燃焼を引き起こすためディーゼルエンジンほどのパワーをだすことはできません。

ディーゼル機関の圧着自着火方式

空気を圧縮したのち軽油(ディーゼル)を噴射し、圧縮熱で発火燃焼させる方式です。

圧縮中は空気のみで異常燃焼がおこらないため、圧縮比を上げることができ高燃費なためトラックなど長距離走行・パワーを必要とする車に多く採用されています。

圧縮熱について
空気は圧縮されると高温になり、一定の温度を越えると燃料が着火し燃焼します。
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とめ

☑火花を発生させて混合気に点火させることがスパークプラグの役割
☑種類により性能や寿命が変わってくる
☑軽自動車ではプラグ交換の目安が普通車の半分の距離
☑熱価は放熱度合いをあらわした数字
☑ディーゼルエンジンでは圧縮熱により発火燃焼させる

プラグが劣化すると、加速や燃費が悪くなったりエンジンの回転が安定しなくなってしまいます。

最悪の場合はエンストしてしまいます。

定期的に適切なスパークプラグに交換して、エンジン性能を最大限に発揮してあげましょう。

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最後まで読んでいただきありがとうございます。この後も引き続き当ブログ『またたびCarfe』でゆっくりとお過ごしください。

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